ユナイテッド93 UNITED 93

監督:ポール・グリーングラス
出演:ハリド・アブダラ、ポリー・アダムス、オパル・アラディン、ルイス・アルサマリ、デヴィッド・アラン・ブッシェ、リチャード・ベキンス
2006年/アメリカ/111分

2001年9月11日――
4機の旅客機がハイジャックされた。
3機はターゲットに到達。

これは、その4機目の物語である。

 

もうすぐ5年か。。。

誰もが知ってるであろうこの事件。
何回見ても飛行機がビルに突っ込む瞬間は心に突き刺さる。
事件自体は様々な疑惑や疑問があって、きっと真相はわからない。

この映画もドキュメンタリー的に製作されているけれど、
機内での出来事は半分以上想像。
でも実際にかかってきた電話というのはあるらしいし、
先にドキュメンタリー番組で聞いたのと同じ内容が再現されていて
遺族への聞き取りが綿密に行われていたのもわかる。

機上でのパニック、テロリスト、地上での指揮系統の混乱、
その描写がうまくてどうしようもなかった現実を突きつけられる。

ノンフィクションと思わせてしまうくらい。。


それくらい痛ましい。
冒頭で唯一笑ったのが、
テロリストの眉毛が見事につながっててアゴが割れてたこと。
両津勘吉かと、、、(不謹慎でゴメン

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固定カメラでなく手持ちカメラで機内を追うことで
酔ってしまうほど乗客の気分になってしまう。
さらに地上での管制官に本人を使い、
そのときの誰も何も把握できないまま無力なまま次々と起こってしまう事件を
リアルに体験させられる。
 
指示を待って許可を待って、、、その焦燥感。
状況把握に必死になるスタッフが”planes"、複数形だと聞いたときの恐怖。

大統領は、、、あのとき学校だっけ?
その部分は挿入されないのに、
テロ事件を耳打ちされたときのブッシュの表情がとっさに浮かぶほど
何回も見ている、見せられている、、その裏の現場。

日航機墜落事故のときもそうだったけれど、
墜落するとわかっている飛行機に乗っている恐怖、
会えるはずだった家族に残す言葉、
その乗客たちの絶望感は、、、。

そしてテロリストも信じるものの為に神に命を捧げる。


神の為に命を捧げ、神に助けを乞う。
神ってなんなんだろう。


そこまで彼らを追い込み行動に移させたもの、
原因は多々ありすぎて根深すぎて、
話せばわかる、
なんてものではないだろう。
でもわかろうとすることすらしないでただ排除するだけでは
どちらかが滅びるまで戦いの応酬が止むことはない。
そして常に痛みを強いられるのは双方の一般市民。


グレーゾーンが多すぎて直後からF16による撃墜説が流れ、
テロ自体も公式発表では納得できないことだらけ。
実際にユナイテッド93機内でどんなことが行われたかは想像するしかないけれど、
絶望の中で立ち上がったと、、。

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なんでもすぐに映画になっちゃうこのご時世。
きっと次々と映画化されていくんだろうと思うと
人の不幸で飯食ってる感も。
今回の「ユナイテッド93」はどちらかに加担して感情に訴えかけるだけの泣かせ映画でも政治色が強いアメリカ万歳映画でもなくて良かったけれど・・。


報復攻撃でメンツと支持率を保つあのチンパンジー顔(暴言過ぎ
常に攻撃対象、敵が必要、というかどんどん増えていってない?
アフガンからイラクへ飛び火して、
なんかぼぉーっとしてたら問題点どんどんずらされて誤魔化されてる気がする。。。
で、次はどこですか?

そんな政治的な策略や謀略を読めばキリがないけれど、
この映画でも映った実際の映像、
一瞬のうちに散った多くの命に無条件で一番心が痛む。。。

ユナイテッド93 ユナイテッド93
コリー・ジョンソン ポール・グリーングラス タラ・ヒューゴ

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