
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』
A HISTORY OF VIOLENCE
監督:デイヴィッド・クローネンバーグ
出演:ヴィゴ・モーテンセン、マリア・ベロ、エド・ハリス、ウィリアム・ハート
2005年/アメリカ/96分
小さな田舎町で小さなダイナーを経営するトムは弁護士の妻と2人の子供と共に穏やかで幸せな日々を送っていた。だがある日ダイナーを襲った強盗をトムは驚くべき身のこなしで倒してしまう。一躍ヒーローになった彼のもとに曰くありげな男たちが現れ、トムの過去を知っていると云い一家をつけねらうようになる・・・。
バイオレンス映画。
やるほうもやられるほうも同じように傷つく。
そんなこと当たり前やん、
と思うけれど、よぉーく考えてみたらば
映画にしても報道にしてもどちらか一方に肩入れしているもんで
同じように流れる血でも違うように感じてしまう。。。
主人公は強いけれど、ちゃんと怪我もする。
そんなリアル。
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トムがどうやってジョーイを捨てたのかは
はっきりとした描写がないからわからないけれど、(砂漠で捨てたとか云うてたな)
ジョーイの姿は・・・どこか動物的で本能のまま。
マフィアがそんなに簡単にやられちゃっていいの?!
と、すばやい身のこなしで的確に仕留めていく。
特殊部隊出身なのかと思っちゃったよ(;´∀`)
家族を守るために殺した相手のつぶれた顔。
超人的な強さだけれど、ジョーイも怪我をする。
そういうのが普通のヒーローやアクションとは違うとこ。
普通はヒーローは超人的強さで弾が避けて通るし、
倒した敵には温かい血は流れない。
もしヒーローが怪我をしたらたいそう痛いけれど、
敵はモノのように死んでいく。
報道でもそうだもんね。
日本人が怪我したら大騒ぎで、
どこかの国で何十人死のうが「死にました」だけ。
そんな感覚がマヒしていたところに当たり前のリアルがある。
暴力で解決してはいけない、と
息子に教えても、それは説得力がなく・・・。
息子にも同じ血が流れている。
弁護士である妻がそんな過去の男を受け入れられるのか、、
でも帰ってきた家には彼の席があり、
娘は彼のお皿を用意し、息子は料理を勧める。
彼の首筋についた痕からは、ジョーイがしたことが云わずとてわかる・・・。
それでも受け入れられたと思いたい。あくまでも私の希望だけれど。。
過去は変えられないし、捨てたくても捨てられない。
三つ子の魂百まで。
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ヒストリー・オブ・バイオレンス
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普段は映すことのない“大切なものを守る為ヒーローが為した事”を、はっきりくっきりと見せる強烈さ。「凄まじい暴力であなたを守ってくれた人を受け入れますか?拒みますか?」と問いかけるラストも良かったです!
■たお さん
いつもは一方的なものばかり観てるのでなんだか新鮮でした。
ちゃんと考えたらあたりまえなんですけど、、どっちかに肩入れして観ちゃってますから、、なんでも。
ラスト、、、あの余韻好きです。
こんにちは~♪
マフィアが弱すぎでしたね^^;
もうちょっと何かあるかと思ってましたがあっさりとやられてました。
どうなんでしょ、、、
■ゆかりん さん
たった一人にやられてしまうとは、
いくらジョーイが強いというてもねぇ(^^;
エド・ハリスがあんなとこで亡くなるのは私もびっくりしました。
エド・ハリスはもうちょっと物語を引っ張っていってくれるのかと思ったら案外あっさりでしたね。
ラストは、ここで終わりか!?って思ったんですけど
子供の思いと妻の思いは一致しているかどうかはわからないけれど少しの希望は見えたかな・・・と私は思いました。
■ジュン さん
ここで終わり?!
と思いながらもエンディング見ているうちにう~ん。。。と考えちゃいました。
今は許そうとしても、またこんなことがあったらどうなるかな・・。
私なら、、無理だわ・・・。
PINOKIOさん、お久しぶりです♪♪♪
これは良かった。久しぶりに「良く出来た作品だなぁぁ」と感心して観たですよ。
ま、クロネンちゃんか好きだという事もあるんですが。
ラストシークエンスはとても微妙な表現になってて、
エンドロール前の暗転も余韻がありましたねぇぇ。
彼の作品にしては一般受けしそうで、
あの「デッドゾーン」に次ぐ良作と思ったですよ。
■カゴメ さん
わーい!!お久しぶりです!!
ほんっと色々と考えてなかなか答えがでなくてでも良い作品でした。
あのラストも見る人によってとらえかたが違って、
私は勝手にハッピーエンドと脳内変換して、
作中のモヤモヤをチャラにしました(;´∀`)
おじゃまします。
PINOKIOさんが私のブログにコメントでいただいたように、
アメコミ原作というのは私も意外でした。
アメコミっていうと、スーパーヒーローが殴りあうのをどうしても想像しますからねぇ。
アメコミ原作とは思えないシリアスさですし。
アメコミ云々は別として、私はこの作品の評価高いです。
全体的にバランスが絶妙と言いますか、私は上手く説明できないのですが、
観る側の想像に任せてくれるのに、説明不足じゃないといいましょうか…
とにかく私にはマッチした作品でしたよ。
では、また来させていただきます。
■ピロEK さん
アメコミ=スーパーヒーローだと思い込んでいたのでとっても意外でした。
そういうヒーローものでは見えないところというか、
あたりまえだけど悪役も血が流れる、
そんなリアルに飢えてたんでしょうかそこに惹かれました。