188『DREAMER』 INSPIRED BY A TRUE STORY  
2005年/アメリカ/102分 

監督:ジョン・ゲイティンズ 
出演:カート・ラッセル、ダコタ・ファニング、クリス・クリストファーソン、エリザベス・シュー、デヴィット・モース、フレディ・ロドリゲス


走れ!ソーニャドール 
少女ケールの夢を乗せて 

本当にあった感動の実話を映画化!

 

ケンタッキー州。ベン・クレーンは優秀な調教師だが牧場の経営は厳しく、元調教師の父との折り合いも悪い。しかも有力馬主から任されていた期待の牝馬ソーニャドールがレース中転倒で骨折。安楽死させるというオーナーから、自分のギャラと引き換えでソーニャを引き取る。職を失ったベンはソーニャを繁殖用にと考えるが、それも難しいことがわかり途方にくれる。しかし再起不能と思われたソーニャに奇跡が・・・・。

 

試写会行ってきました。

こういう話はネタバレなんて最初からしているようなものである。
チラシを読んだだけで、ラストまでわかってしまう。 
それでも感動を、温かさを求めて見てしまうんだがね・・・。

しかも、実話で馬とダコタちゃんの組み合わせ!! 

泣けないはずがない、と。

 

うん、ほんといいお話ですよ。ピュアに見れば感動して泣けちゃうと思う。
 

 

だからこういう感動映画をできればけなしたくはない。 
自分の心が荒んでいる様で。

でも私は感動できませんでした。 

 

さて、以下ネタバレ。 
これから見ようと思う方は読まないほうがいいです。
夢がなくなります(爆

 

 

映像と音楽はすばらしい。 
どこまでも続く広い牧場、美しい音楽、、、、 

それだけで期待からオープニングで泣きそうになった。・゚・(ノд`)・゚・。

サラブレットの姿は見るだけでうっとりするし、 
走ってる姿はなおさら美しい。


役者さんたちも1人1人はすごく素晴らしいし、
ポイントで心を打たれるようなシーンもたしかにある。 

でもそれがストーリーとうまく噛み合ってこない。
話の流れをなぞるだけで過ぎていってしまっている。 
書きたいことが多すぎてまとまらないままのようで、、

脚本段階か編集段階かはわからないが、 
肝心なシーンがごっそり抜け落ちてしまったようだ。 


軸となるのはソーニャの骨折からの奇跡の回復と 
家族の絆を取り戻すことだと 私は思っていたのだが、
骨折は簡単に見えるほどすぐに治ったし、
家族の、ベンと父親ポップとの確執もさほど取り沙汰されていない。 

3世代馬好き親子、ビジネスと割り切れないほど馬好きだが、
むしろ文句も言わずに苦しい家計を支えるために働きに出て、
影ながら力を尽くす妻の姿のほうが印象的だし、
厩務員のマノリンはかわいいし(?w)

 

伝統のクラシックレース、ブリーダーズカップ出走の条件というのもあった。

1、怪我の完治 
2、出走に必要な12万ドル 
3、ソーニャの元オーナーの妨害 
4、レース中の大事故がトラウマの厩務員マノリンの騎手としての復活

怪我は気が付いたら完治、
12万ドルはアラブの王子様がポンと、
元オーナーの妨害もそれだけ? 
マノリンはトラウマがあったのを忘れるほどあっさりレースに。。(汗 


トラブルはたくさん起こるけれど、どれもこれもあっさり解決しちゃうんだよね(´ヘ`;)


ソーニャの性格ももっとはっきりと描写してくれれば感情移入しやすかったかな。
甘党でアイスが好きなのはかわいいけれど、、、それだけ。 

 

ダコタちゃんはいいね!!(ダコタ贔屓) 
自然な子供らしい演技がかえって新鮮で。 
ソーニャが売られてしまったときなんて 
「彼女は家族なのに・・・ 」
とあんな泣き顔で言われたら 
買い戻さないわけにいかないでしょう!!! 

でも、

歯が生え変わりの時期らしく前歯が・・・(´Д`) 
てか、まだ乳歯だったのか、あの子はww 


カート・ラッセルは、年とったなぁ、と思ったけれど絶妙な表情ですね、やっぱり。 
娘の作文を読んで言葉に詰まりそうになったときゃぁ、 
こっちも・・・(´;ω;`)ウッ…となりかけました、、。  


それに競馬のシーンは熱くなりますっ!! 
気が付けば筋肉痛になるほど力が入ってたわww 

入り口でもらった乗馬クラブのチラシに急に興味を持っちゃう単純さですから(;´∀`)

 

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実話が売りのこの映画。
でも後から調べたらね、、、

この話、実話が元ってだけで全く違う話。 


元になった馬はマライアズストーム。 
2歳のときに骨折して奇跡の復活を果たす。 
アーリントン競馬場で重賞を3連勝したけれど、
ブリーダーズカップは9着。 

5歳まで現役で走り続け、
引退後は260万ドルで売られて繁殖用に。 
ジャイアンツコーズウェイなど、優秀な子供をたくさん残してるそうです。

脚本段階では親子3世代、男の設定だったけれど 
ダコタちゃんのイメージで娘に書き直したらしいし。


まぁ、実話を映画化ってのは
ほとんどが多かれ少なかれ脚色入るもので、、、

だからどうこってわけじゃないがね。