この胸いっぱいの愛を』 
2005年/日本/130分

監督:塩田明彦 
出演:伊藤英明、ミムラ、勝地涼、宮藤官九郎
出張で少年時代を過ごした九州門司を訪れた鈴谷比呂志。懐かしい気持ちで祖母の旅館の前を通りかかると20年前の自分に遭遇?!同じ飛行機に乗った4人はタイムスリップしていた。それぞれ思い出の地で想いをはたそうとするが・・・。

もし、人生でひとつだけやり直すことができるならあなたの戻りたい過去は、いつですか?

 

最近こんな映画はやってるなぁ~。。。(_ _;)

まぁ、出だしは上々。いきなりタイムスリップしちゃうからw

あれ?もうタイムスリップしちゃったの??  

そんな感じに導入部が短くてすぐに話に入れるw 

なんでタイムスリップしてるか? 
自分と会っちゃってタイムパラドックスは?! 

そこんとこは大目に見て鑑賞しましょw 
SFモノではないんだから。。。

 

 

20年前に思い残したこと・・・
それをしたらこの世界から元に戻れるらしいわけだが。。。。


ヒロは難病だけど手術を受けなくて死んでしまった和美姉ちゃんを助けるために 

ヤクザの布川(勝地涼)は自分を生んだときに死んでしまったまだ見ぬ母に

臼井(宮藤官九郎)は近くに住む花をそだてる隣人に

盲目の老婦人・角田(倍賞千恵子)は自分の盲導犬に会いに。。。

 

もちろん核となって進んでいくのはヒロの話。
でも、このヒロが助けたのって和美姉ちゃんのようで幼かった自分でもある。 
祖母の家に預けられて 友達もできなくて 。。。
そんな子供のヒロにチョコチョコ助言したりするわけで・・

小さいことなら 
「逆上がりは小学生のときにできなきゃいつまでたってもできないぞ」 
とかね(笑

 

だがね、予告で見たときは 
「こりゃやばい、泣かせ映画だわ」 
と感じたものだが、、、

泣かないね!!! 

ぐっとくる瞬間はあるんだけど。。。

 

しかもぐっときた瞬間ってのが、 
エピソード的には薄いと思われる2人なんだよね (;-д- )  

影の薄い臼井が近くの老人(中村勘三郎)に花をメチャクチャにしたことを謝りに行く。 
そのときの勘三郎とかね、、、
そこしか出てこないんだけど、ちょっとしか話さないんだけど 
とてもあつくなりましたわ。 クドカンがどうでもいいくらいに。。
(勘三郎が好きなので贔屓目で見てますw) 

あとは死に目に会えなかった自分の盲導犬に会いに行った盲目の老婦人・角田(倍賞千恵子)。
「自分の人生はすばらしかったといえる、ただ一つを除いては・・・」 
というほど 心残りだった盲導犬アンバー。 
犬には20年の月日のギャップなんてなくって 
声を聞いてとんでくるんだよぉぉぉぉ。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン  
(犬が好きなので贔屓目で見てますw)

 

ヒロの話もヤクザの兄ちゃんの話も悪くはないけれど、
感動ってモノは残らず。。。

 

もし人生で一つだけやり残したこと。。。 

そんなこと云われてもね、一つだけですむかいっ?! 
たくさんあるけどそれはそれなのだ。 

「人生で後悔なんてないわ」 
なぁ~んてかっちょいいことは云えない。 
後悔だらけだもんw 

でもそれはそれ。
年をとるごとにちょっとずつ忘れるか消化してかないと。。。。 
 

ヒロだってさ、子供の頃にあそこまで意識改革されたら今のヒロはいなかったと思うのよね。 


・・・・・最初に大目に見ろ! って云ったわりに私が大目に見れてないね(笑

 

後悔するところが定まってるってのはいいわな。 
私だったらこの立場に立ったら あれもこれもで一つになんか絞れやしない・・・ (;_ _) 

 

 

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そして、あのラスト、、、 

あれは感動も何も残らなかった。。。 

これから見る方は、オーケストラのシーンが終わったら停止するくらいの気持ちで。。
私はそのほうが感動が残りましたわ。