ゲイによるゲイのための老人ホーム

「メゾン・ド・ヒミコ」

そこで働くことになった借金を抱えた沙織。
小さな頃に家族を捨てて出て行った父親。
その父親は実はゲイで、末期癌に侵されていた。

 

複雑だなぁ。。。

ゲイ、病気、家族との絆、恋人、老人ホーム、その先にある死。
ゲイってところを除けば 普通にある話なのに、それだけでこんなに複雑になる。

 

小さい頃に出て行ってから音信不通の父親がゲイ・・・。

「今さら何なのよ!!!」

たしかにその通りだ。

「ゲイの手なんて気持ち悪くて触れるわけないでしょ!!」

沙織は彼らを受け入れられなくてあからさまに嫌な顔をする。
(`皿´)イヤー って口になって暴言を吐く。

「それでもあなたが好きよ」

父親はベッドから答える・・・。

この父親、ヒミコ役の田中泯。

ベッドで寝ているだけなのに、何故か存在感、眼力がある。

 

彼らも自分が嫌われる存在だと理解している。
「むすっとしたブスなんか ばばあのおかまより嫌われるわよ」

沙織に冷たくされても明るく振舞う。

でもその中に苦しい悩みを持っていて切ない。

「死んでしまえばドレスが似合わなくて悲しくなることもないじゃない・・・」

どうしてもこの世では叶わない望み。
「生まれ変わったら女になりたい・・・」

聞いてるだけでさみしくなっちゃう。




自分と違うもの、価値観の遠く離れたものは理解し難い。
でもどんなに明るく楽しそうに見えても 悩み苦しみ悲しむのは同じ。
そこまで分かり合えるか、分かり合えるように努力するか・・・・。

私は近い知り合いにこんな人がいたけれど、
「ゲイもホモもオカマもニューハーフも違うんだ!!」
と熱く語られたことがある。
それまで全部ひっくるめていっしょくたに感じていた、、、、。
ゲイってだから私はあんまり気持ち悪くないのよね。  
男からしたら、普段感じない身の危険を感じるのかもしれないけどw
彼らにだって好みがあるんだからさ、誰だっていいわけじゃないと思うんだけどw

 

柴咲コウはブスの性格ブス(ブスにはやっぱり見えんがw)で
でも彼らとふれあい 徐々に考え方も気持ちも変わっていく。

オダギリジョーは白いシャツが似合って・・・・
どこまでヒミコを愛していたのかはわからないが、いるだけでとても良い雰囲気を出していた。

 

 

舞台は夏だったはずなのに不思議な清涼感。

ラストは問題山積みなのに何故か心温まる。

ピキピキピッキー!!

ほんとに魔法の呪文かもしれない。

 

 

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