伝説の名器“レッド・バイオリン”に秘められた数奇な運命を壮大なスケールで描くミステリーロマン。バイオリン職人が妻子を失った悲しみの中作り上げたバイオリン。そのバイオリンは多くの人の手へ移り、美しい調べで素晴らしい音楽を生み出していく。




そのバイオリンを手にした人は皆不幸になる。

孤児院の天才的少年、ジプシー、作曲家兼バイオリニスト、中国共産党幹部。。。

4世紀にもわたる旅を続けるバイオリン。

不思議なタロットカードの言葉。。。


タロット占いのおばさんが、バイオリンを人として呼ぶのが気になっていたら 
なるほどねぇ~ 

ニスにやっぱりそういう秘密があったんだ。

だから抱いて寝ていたんだ。 
だからあのバイオリニストは愛していたんだ。

『レッドバイオリン』 を。。



歴代のバイオリンの持ち主にかかわる話と 
現代のオークション会場が交錯する。

でも話として混乱することはなく、こちらまでどんどんその魅力に引き込まれていく。

オークション会場には それぞれ持ち主の関係者が集まり 
それぞれの思惑で競っていく。

ラストは何かを暗示させて さらにバイオリンの旅は続く。。。





静かにバイオリンの調べに ただただ魅了される。