男たちの大和/YAMATO

監督:佐藤純彌
出演:反町隆史、中村獅童、鈴木京香、仲代達矢

2005年/日本/143分

  男たちの大和 / YAMATO

北緯30度43分、東経128度04分、水深345mの地点に大和は眠っている。
その地点に行きたいという内田という女性を乗せた漁師神尾。
彼はその女性が大和の乗組員、内田二等兵曹の娘であると気付く。
神尾もまた、大和で年少兵として内田の下で戦った一人だった。


沈没した大和の実際の映像、当時の映像もおりまぜ、
時折ドキュメンタリーのように解説と字幕が入る。

物語は神尾目線で語られ 現代と過去が交錯するので、
いいところでちょうど現代に引き戻されっちゃったりもする。
さらに方言がきつくって、最初聞きなれない。
(それでも現地の人が聞いたらおかしいんだろうケド)

 

でもねぇ、、泣きましたよ。。。
かなりいろんなところから賛否両論ありそうですが
私にはすごく良い映画でした。

 

大和に乗船する少年兵、その上官、さらにその家族達、戦艦大和、、、
全員が主人公。

皆同じ服、坊主頭、目深にかぶった帽子、張り上げた声、
その為、登場人物 誰が誰かちょっとわかりにくいのが難。
でも皆、精悍な顔つきをしている。


一人一人にドラマがあって、戦う理由がある。

「死ニ方 用意」
愛する人を、家族を、祖国を守りたい。
その一心で「水上特攻」、一億総特攻のさきがけとなり命を散らしていった3000余名。。。

大和と運命を共にすると誓ったのに、友を、家族を失い生き残った者の苦悩、、、


そして生き残ったものがすべきこと・・・・・・

 

何度もうるうるきました。
あんなにみんなが泣いている映画ってはじめてだ。

それに大和の最後の戦い。
瞬きができないほどの迫力と凄惨さ。

大鑑巨砲主義が終わりを告げ、戦闘機に蟻のようにたかられる大和。
米艦載機300機余による波状攻撃。
左舷に魚雷を多数受け、上空6000mまで火柱を上げ沈みゆく姿。。

邦画でこんな迫力は見たことがない。
実寸大の大和のセットを組んだだけあって、鳥肌。

それゆえ大和の壮絶な最期には涙。。。


ストーリーは少し大振りになってしまい 構成や人物像などは甘い。
でも云わんとしていることは伝わるし、泣かせようとしてる!!と思いながらも
やっぱり泣いてしまう。。。

大きな夢じゃなく、小さな幸せすら得られない、
戦争。

やっぱり他国のものよりも、自国のもののほうがリアルに感じられました。



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なかなかずっしりとくるセリフも多く、
平和、反戦、生きること、そのために何ができるか、、、
今の日本人に対する強いメッセージを感じ、
考えるところも 思い知らされるところもたくさんあります。


敗れて目ざめる、それ以外にどうして日本がすくわれるか。
日本の新生にさきがけて散る、まさに本望じゃないか。


長島一茂が言うとどうもダメだけれど・・・・ 汗

これは 「戦艦大和ノ最期」 という大和乗組員が書いた本に出てくる一説。
ガツンときますね。
「戦艦大和 最後の乗組員の遺言」という大和乗組員が書いた本もあります。
興味をもたれた方は是非どうぞ。

 
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さらにエンドロールの最後におまけがあります。
途中で帰ったらダメです!!
最後まで余韻にひたって見てください。

そして涙もろいわ、って方はハンカチ、女性はメイク道具も忘れずに。。。

 

 
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