大分と観るのをためらってたんですが、とうとう観ました。


少年時代、遊び仲間だったジミー、ショーン、デイヴ。あるときデイヴが車で連れ去られ、性的虐待を受けて帰って来る。それから25年後、ジミーの娘が何者かに殺され、同じ夜、血まみれで帰宅するデイヴ。刑事になっていたショーンが事件を担当することになり、警察、被害者の父親、そして事件の容疑者というカタチで3人の運命が改めて交錯する。

 

クリント・イーストウッドの作品は、いつも見終わって う~ん と唸ってしまう。

ありがちなハッピーエンド、サクセスストーリーにならない。 
社会派監督、と云われているのもわかる気がする。 
現実とは社会の底辺とは結局こういうものなんだ、と
不条理を突きつけられる作品が多い。

したがって、いつも後味は悪く、なんだかもやもや。  
でも良い映画。


「もし、あのときああだったら・・・」 
ミリオンダラーベイビーでも云っていたけれど、 
人生においてそう考えないことはない。 

でも「もしも」は存在しない。 
だからそれを背負って生きる。

ショーン・ベンの背中の十字架の刺青がそうなんだろう。


ミステリーとして見てみると、かなり単純。 
登場人物は多くないし、小さな町での出来事だ。 
理由はともかく、「あいつかな?」 とはわかるはず。
だって理由なんてないもん。  


その単純なストーリーだからこそ、俳優達の演技はすばらしく際立つし、 
根底の重いテーマがずっしりとくる。
主演3人、ショーン・ベン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコンだけでなく、 
彼らの妻達も非常に重要な役割で、おさえたいい演技をしている。


「あなたは王様、愛する家族を守るためなら何をしてもいいの」 
そして仕送りを続けるショーン・ベン。。。 

なんだかアメリカっぽいなぁ.........



ちょっともう一度、観てみたい。 
違う視点で見たらまた新しいテーマを見つけられそう。

でも重い・・・・ 観たいけど観たくない。。。